ソロを担うブラス部隊
トランペット
ソロの定番、ジャズの主役となる楽器と言えばトランペットでしょう。
金管楽器の中でも最も高い音を得意とし、コンパクトで取り回しやすく、比較的安価なため始めやすい楽器と言えます。
ただ、生楽器ですので普段の練習にはなかなか適さない部分があります。
また、力を入れず長時間演奏することと、艶のある音色を出すには相応の経験が必要となることから、実際に習得するにはある程度の時間が必要です。
トロンボーン
トランペットよりも一回り大きいマウスピースとホーン形状で、やや低音を受け持ちます。
特徴的なのは何より音程を変えるスライドバー。
指でピストンを押すだけのトランペットと比べるとやや難しく、体格も多少影響する演奏方法です。
サックス
ソプラノ・アルト・テナー・バリトンと4種類のサックスがありますが、ジャズで比較的メジャーに使用されるのはアルトとテナーの二つでしょう。
様々なジャンルに登場するサックスですが、ジャズにこそ最適の楽器と言えるほどマッチします。
金管楽器に比べると比較的音も出しやすく、初心者がこれから演奏するには適している楽器ともいえます。
もちろん早く複雑なフレーズや、音色を自在に操るにはそれなりの時間は必要です。